一般的に、賃貸物件の原状回復工事を行う業者は、
大きく3つに分類できます。

1.建設会社や工務店  

2.職人さんや専門工事業者  

3.原状回復に特化した会社

この中で、もし自分の物件の原状回復工事依頼をするならば3番を選ぶべきです。
オーナー様の中には、「身内や知り合いが内装会社で働いているからそこに任せる。」などと
言われる方もいらっしゃいますが、基本的には賃貸物件の原状回復工事に特化した会社へ
任せるべきです。

その理由は3つあります。


建設会社・工務店は工事の大半を下請け業者に外注するため、
一般的にコストが高くなる傾向があります。また、主に大規模な現場工事を得意としており、
入居中物件の修繕工事や緊急を要する対応などには自社施工体制が整っていないため
対応できない場合が多いです。小さな工事だと「今忙しくて対応できません!」と断られる
こともあります。


職人さんや専門工事業者を利用する場合は、価格は安いですが、業者間の調整や、
現場での施工管理がオーナー様の負担になります。また、繁忙期などで工事が
重なるとスピードや対応力が問題になってきます。入居中の修繕工事などでも
礼儀礼節を欠き、入居者様とトラブルを起こしてしまう職人さんもいます。
また、小さな工事であれば小さな工事だと「今忙しくて対応できません!」
と断られることもあります。


原状回復専門業者は、自社で抱える職人さんの多能工化
(一人で複数種類の施工が出来る職人)や、ちょっとした雑工事であれば営業マン
が行うなど、低価格で迅速に対応できるための社内体制を整えています。
また、原状回復工事は季節による繁閑が大きく、春先の繁忙期には退去から
次の入居までの期間が2~3日しかないというような状況もありますが、どんな状況
であれ、高い施工技術と柔軟な体制を活かし、早期完工を行う体制が整っている
ことが多いです。

そして中でも、賃貸物件の原状回復工事に特化している工事会社が最強です。
エンドユーザー向けのリフォームや一般住宅のリフォームしかしたことがない
リフォーム会社の場合、賃貸経営の費用対効果が全く分かっておりませんので、
過大な工事提案となることがほとんどです。費用対効果を考えてどこまでの
原状回復工事をするか?設備を入れ替えるならどこを入れ替えるか?優先順位は?
そのあたりの事を分かっておかなければ賃貸経営は上手くいきません。

また、業界の繁忙期や、不動産賃貸の流れ、退去立ち合いや、退去清算業務、
東京ルールなどが頭に入っている業者さんであれば、かなり安心して任せることが
できるでしょう。業者さんをお探しの際は、
「御社はどのような体制をとられていますか?」などと、質問を投げかけてみると
いいと思います。もちろん賃貸物件に特化し原状回復工事会社の中にも
良し悪しがありますのでご注意を。

良い工事会社と出会うことができたなら、ぜひ友好な関係を構築していって
ください。クロスの部分張替えや、パッキン交換一か所交換など、
小さな工事にも嫌な顔をせずに対応していってくれると思います。
原状回復工事業者の立場からしても、単なる下請け業者としかみなしていない
お取引先よりも、気持ちの良い対応をして下さるお客様へ、繁忙期であれば
より優先的に現場をこなして良いサービスをしてあげたいと思うものです。
(そこは人間ですから!)

 

■良い業者の特徴

・適正な価格
・対応が早い(特にクレーム対応)
・明朗会計な見積書(大雑把な見積りはNG)
・知識・経験が豊富
・熱心な社員教育
・明確な方針、ルールに則って業務を行っている
・他には無い独自のサービスがある

現在繁忙期真っ只中!
空室でお困りの不動産オーナーさんは
業者さんとのチームワークで早期満室に向けて
頑張っていきましょう!


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